スペクトラムに基づく欠陥限局に適したプログラム構造の再調査
卒業論文, 大阪大学
概要: プログラムに含まれる欠陥箇所を自動で推測する方法として,
スペクトラムに基づく欠陥限局(SBFL)がある.
SBFL では,各テストケースの成否と実行経路情報をもとに欠陥箇所を特定する.
同じ機能を持つプログラムでも,その構造によってSBFL の欠陥限局精度には差が生じる.
よって,プログラム構造をSBFL に適する形に変更することで,機能を保ちつつSBFL の精度向上が期待される.
先行研究ではSBFL に適するプログラム構造を発見するために,
SBFL スコアが提案された.SBFL スコアはプログラムがSBFL にどの程度適しているかを評価する指標の1 つである.
また,先行研究では,同じ機能を持つが構造の異なるプログラムペアを対象としてSBFL スコアを計測し,
SBFL スコアが高くなるプログラム構造を得ている.
しかし,実験対象のプログラム数が10個,ミューテーション演算子が11 種類と少ないことが課題であった.
そこで本研究では,実験対象のプログラム数を約36 倍,ミューテーション演算子の種類数を約2.5 倍にして実験を行った.
実験の結果,新たにSBFL スコアを高めるプログラム構造が3 つ特定できた.
@mastersthesis{久保光生2023,
author = {久保 光生},
title = {スペクトラムに基づく欠陥限局に適したプログラム構造の再調査},
school = {大阪大学},
type = {Bachelor's Thesis},
year = {2023},
month = {feb}
}