探索的ソースコード変換による自動修正コードの不要処理の除去
卒業論文, 大阪大学
概要: デバッグの全自動化を目的として,探索に基づく自動プログラム修正手法(Automated Program Repair; APR)が多数提案されている.探索ベースのAPR ではソースコードの意味を考慮せずに探索 するという性質上,修正されたソースコードは人の記述するソースコードとはかけ離れた内容となりや すい.ソースコードの最適化を目的とした,デッドコードの除去と呼ばれる研究も存在するが,APR の生成したソースコードの不要処理の除去という目的に対しては機能的に不十分である.本研究では APR が生成したソースコードの不要処理の除去を目的として,探索的なソースコード変換手法を提案 する.提案手法では,遺伝的アルゴリズムに基づき,部分的な変換を繰り返し適用することでソース コードを自然な形へと少しずつ変換する.本稿では,分岐,及び整数値の加減算というプログラムにお ける基本処理に限定し,提案する探索的変換手法の実現可否を確かめる.数行程度の小規模題材に対し 予備実験を行った結果,全てのソースコードについて不要な部分が除去され,人の記述する自然なソー スコードへと変換できることを確認した.
@mastersthesis{岩瀬匠2022a,
author = {岩瀬 匠},
title = {探索的ソースコード変換による自動修正コードの不要処理の除去},
school = {大阪大学},
type = {Bachelor's Thesis},
year = {2022},
month = {feb}
}