楠本研究室

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自動プログラム修正における変更コード片の畳み込みによるビルド時間削減の提案

自動プログラム修正における変更コード片の畳み込みによるビルド時間削減の提案
卒業論文, 大阪大学
概要: 欠陥を含むプログラムをコンピュータが自動的に修正する技術として自動プログラム修正がある.この技術のうち,対象プログラムの変更と評価を繰り返すことにより欠陥を含まないプログラムの生成を行う手法がある.この手法では,変更時に対象プログラムから修正するコード片を複数個限局したのちコード片ごとにその箇所のみ変更したプログラムを生成し,評価時に全ての生成プログラムに対しビルドとテストの実行をする.しかし,この手法は評価時のビルド処理に長い時間を要する.なぜならば,各コード片につき1つのプログラムを生成し,生成プログラムごとにビルドを行うため,変更するコード片が多いほどビルド実行を行わなければならないからである.そこで,本研究では,自動プログラム修正におけるビルド時間の削減を目指す.具体的には,テスト実行時に変更コード片の反映を行うかを動的に切り替えられるプログラムを,すべての変更コード片に基づき生成及びビルドする.そしてテスト実行時に動的にコード片を切り替えることにより上記の問題点を克服する.この手法により,変更するコード片の数にかかわらず生成されるプログラムは1つだけであり,ビルドの回数を減らすことができる.実験の結果,従来手法と比較してビルド時間が削減され,それによって自動プログラム修正全体の時間を削減することに成功した.
@mastersthesis{古藤寛大2021,
  author = {古藤 寛大},
  title = {自動プログラム修正における変更コード片の畳み込みによるビルド時間削減の提案},
  school = {大阪大学},
  type = {Bachelor's Thesis},
  year = {2021},
  month = {feb}
}