Dockerfileに対する構文種別に着目したコードクローン検出手法の提案
卒業論文, 大阪大学
特別研究報告
概要: 本論文では,Dockerに対するType-2コードクローンの検出手法を提案する.Docker とは,コンテナ型仮想環境を実現するプラットフォームであり,サーバインフラを支える技術として注目されている.Dockerでは仮想環境実現の手順を,Dockerfileと呼ばれる一種のソースコードの形式で記述する.そのため,似た構造の繰り返しや重複といったコードクローンが必ず含まれる.本研究は,DockerfileにおけるType-2クローンの検出を目的として,Dockerfile固有のネスト構造という性質に着目した検出手法を提案する.提案手法では,構文要素に対して適切な正規化を行い, Dockerfile構文とShell Script構文に分離し,それぞれの構文ごとに接尾辞配列アルゴリズムを用いてコードクローン検出を行う.GitHub上に公開されている約2,000個のDockerfile を対象に適用実験を行い,高い適合率でType-2クローンを検出した.また,Dockerfileにおける定型処理を発見した.
@mastersthesis{鶴智秋2021,
author = {鶴 智秋},
title = {Dockerfileに対する構文種別に着目したコードクローン検出手法の提案},
school = {大阪大学},
type = {Bachelor's Thesis},
year = {2021},
month = {feb}
}