概要: ソースコードの実装を効率化する手段の1つにコード補完がある.コード補完は開発者が途中まで実装し
たコードの不足部分を補完する機能であり,近年ではソースコードの再利用支援を目的としたコード補完手法も提案
されている.しかし,既存のコード補完手法は途中まで実装されたソースコードの後に続く部分のみを補完するにと
どまり,開発者が実装途中に書き漏らしたコードを補完することはできない.本研究では,書き漏らしたコードの発生
状況を調べ,書き漏らしコードの補完が有効であるかを調査する.また,書き漏らしコードの補完も実現するために,
コードクローンを用いたコード補完手法を提案して調査に用いる.提案する手法は途中まで実装されたソースコードの
Type-3 コードクローンを見つけることで,そのソースコードの後に続く部分だけでなく書き漏らしたコードを特定し
補完することが可能になる.本論文では,被験者実験を行いコードの書き漏らしについて調査を行った.調査の結果,
多くの被験者の実装において書き漏らしが発生しており,書き漏らしコードの補完は有益であることが確認された.
タグ: Code, Clone, Code, Completion, Source, Code, Reuse
@inproceedings{石原知也2014a,
author = {石原 知也 and 肥後 芳樹 and 楠本 真二},
title = {コードクローンを用いたコード補完手法の提案},
booktitle = {電子情報通信学会技術研究報告},
year = {2014},
month = {mar}
}